エピローグにしてプロローグ 本当の宝は貴方のすぐそばに・・・
 吸血鬼は、ガエンでは勝てないほどの強さだった。
だが、ガエンは『奇跡』を起こした。
なんと、ガエンの剣が光を放ち、燃え始めたのだ。
吸血鬼は、その力を認め、宝を託した。
そして、トータルエクリプスに乗り、
ドラゴンとベルズマスに別れを告げ、ローマに帰った。
早速宝を開けると、手紙だけが入っていた。
手紙の内容は、これだ。
「宝に手紙しか入っていなかった?
ごめんなさい。これは私の悪戯というわけではなくて、
本当の宝は貴方のすぐそばに“居る”からよ。」
その答えを求めるために、ガエンたちは旅をして世界をめぐる。
ローマも壊滅に向かう中、彼らは何を見るのだろうか。
今日もただただ旅をする。
その旅の始まりが、今日だった。
次作 私と宝のメッセージ
次回も、ゆっくりしていってね!!